ぶんしょうのれんしゅう

あーもうわかったよ、あうとぷっとすればいんでしょ

なんでもかんでも言語化するマンになりたい

先日今ブームになっている落合陽一の講演会に行ってみた。

小一時間暗い話をしていたのだが、その中で今後の生活に活かしていきたいと思ったことが、なんでもかんでも言語化するということだ。

複雑な構造や、自分の考えを言語化するというのは、全体の構造や、言葉の意味や印象を理解して使う必要があるので、普段から訓練していないとぱっとその場で出てくることは難しい。そのことは前々から理解していて、そのためにこのぶんしょうのれんしゅうを始めた。こうした自分の「思ったこと」を言語化するというのは割りと多くの人がやっているような気がしている。そのアウトプットの形が自分の場合は文章で、他の人であれば、人に話すことなのかもしれない。

★★★

今回の講演での気づきは、自分の「感じたこと」を文章化する意味だ。

例えば、美味しいものを食べたときに、ただ「美味しい〜」と言っているだけでは、美味しい以上のパラメータを持つことができない。毎回「美味しい==True」の条件分を通すだけの単純なフィルターになってしまう。

最終的なアウトプットとして美味しい/美味しくないと2値に評価することはいいとしても、その過程で様々な要素が絡み合って自分の感覚をなしているはず。その一つ一つの要素を探し出して感じることで、より味覚を研ぎ澄ませることができるそう。

その探し出して感じるために有用な方法が言語化するということなのだそう。

このパターンでは、言語化することそのものが有意義なものなわけではなく、言語化するために、自分の中で考え感じる必要があるという点が有意義なものになる。